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1/20/2011

Google Voice

恐るべしGoogle Voice!

 昨日からGoogle Voiceの新機能として、試験的に電話番号をPorting(現在使っている自分の電話番号を電話会社を問わず移行出来る制度)できるようになったと騒がれている。
このポーティングについては後述するとして、まずGoogle Voiceのとっても便利な機能を紹介しよう。

Googleのアカウントを持っていれば、だれでもこのGoogle Voiceに加入でき、自分のGoogleアカウントのサイトから加入手続きを始められます。
Google Voiceは基本的にIP回線を使ったインターネット電話サービスで、ラップトップやデスクトップにヘッドセットマイクを付けたり、iPhoneのアプリから世界中に電話をかけることができるサービス。基本料金などは無し、米国内の通話は相手が加入電話でも携帯でも無料。国際電話は国によってレートが違うが、アメリカから日本へは1分間2¢でかけられる。通話だけでなく、SMSのテキストも無料で使える。

Google Voiceに加入すると固有の電話番号をひとつ割り当てられる。(僕の場合は424エリアコード。自分が住んでるエリアコードの番号を希望することも出来るが有料$20)
Googleのサービスなので、GmailやGoogle Chat、Address Bookなどとリンクしてそれぞれのウェブページからそのまま電話をかけられたりと便利。iPhoneアプリからも通常の使用方法と同じ要領でWiFI、3Gを問わず電話できます。
 その他の便利な機能として、着信をスクリーニングできたり、最大5本まで転送先の電話番号を登録出来る。例えば、自分のGoogle Voice番号にかかってくる通話の転送先を自宅や携帯電話、オフィスや出先の番号などを登録しておくと、それぞれ同時に鳴るので電話をミスすることがなくなる?つまりどこにいても電話を受けられる。(そんな生活をご希望であれば、笑)
また、留守電機能も優れていて、電話に出られない場合、留守電メッセージを流してメッセージを残してもらう。メッセージが残ると自分の指定したメールアドレスやSMSにメッセージが入ったことを知らせてくれるだけでなく、メッセージの内容をテキストに起こして転送してくる!(Google得意の音声認識。今のところ英語のみ)もちろん、録音されたメッセージを音声で聴くこともできる。その音声データは全てGoogleのクラウドに残されるので受信側のハードに負担がかからない。以下のビデオが分り易いかも。

Google純正のiPhoneアプリの他に以下のGV Mobile + ($2.99)やGV Connect ($2.99)があるが、機能はさほど変わらない。
いやぁ、とにかく便利すぎて!これを利用しない手はないですよね。
さて、冒頭のポーティングの話に戻ろう。Google Voiceの番号を一旦手にすると、その番号を家族や友達、知人、仕事先に周知しておけば、将来自宅や携帯の番号が変わったり、職場の番号が変わっても、登録設定を変えるだけですむわけです。つまり、ある意味このGoogle Voiceのサービスがあるかぎり一生ひとつの番号さえ覚えておけば良いのです!
僕はすでに会社の加入電話をキャンセルしてGoogle Voiceに切り替えました。これから引越しの度に新しい電話番号を周知するという作業からオサラバです!

ここで注目されているのは、これまで長く使ってきた電話番号をGoogle Voiceにポーティングできれば、新規の番号を周知する手間も省けて、永続的に自分固有の電話番号が保障されることになるのです!
これって革命的な事ではありませんか?ここのところ話題騒然となっているのも無理ないですよね。既存の電話会社は相当な危機感をいただいているのでは??

Google VoiceのNumber Portingサービスは有料$20で、手続きもサイト上で簡単にできて、これまでのキャリア(電話会社)から自動的にキャンセルされます。
ただし、電話の契約期間が満期に満たない場合はETF(早期解約金)が請求されることがあるのでご注意。

恐るべし、Googleのサービスの数々!他にも素晴らしく便利なアプリやサービスがあるので次回またご紹介いたします!