実は４１年前の１９６９年の７月から１１月まで、アメリカサイドの滝の水がせき止められていた。当時、滝の淵の大きな岩が崩落の危険性があるというので、その岩を取り除く工事のためにUS Army Corpが上流にダムを建設して一時的に水の流れをカナダサイドに誘導していたそうだ。
これらの貴重な写真（６枚）を発見したのはRuss Glassonさん、ある日ガレージの整理をしていて偶然みつけたらしい。撮影したのはRussさんの義父で写真愛好家だった。当時の記録や写真はあまり残されていなく、RussさんがFlickrで紹介したのがきっかけでイギリスの新聞やCNNでとりあげられて話題となっている。
ナイアガラの滝はその猛烈な水の流れで１年に３cmずつ削られていて年々後退している。約１万２千年かけて現在の位置に滝があるのに、その滝の水が枯れるなんて前代未聞の出来事であったということです。
ちなみに、巨岩を取り除くこの工事はあまりに莫大な費用がかかることが判って、中止となり上流のダムを撤去して元に戻したそうです。笑
アメリカっていちいちやることデカイよね。
http://www.dailymail.co.uk/news/article-1338793/Niagara-Falls-ran-dry-Photos-moment-iconic-waterfall-came-standstilll.html
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